WORKS

実施物件

soraかさい

soraかさい

本建物は、歴史を伝承する拠点として計画され、第二次世界大戦中に鶉野飛行場で作られた戦闘機の実物大模型を展示している。構造の特徴は4隅にコアと呼ばれる架構を配置し、バランスの良い建築構成と4隅のコアを活かした、剛性及び耐力を確保している。また大屋根部分は、鉄骨アングル材(等辺山形鋼)を用いたトラス架構となっており、31.4mスパンのダイナミックな空間構造を表現している。トラス部分の見えるガセットプレートについては、より軽量なトラス架構とするために、滑らかな曲線を描くようにプレートを削っている。

年代 2021
構造種別 S
階数 2F
延べ面積 1156㎡
所在地 兵庫県加西市
用途 その他の用途
設計 いるか設計集団
撮影 下村 康典